南米旅行記(8) ペルー・リマ散策④

前回、見知らぬ現地男性と公園を出ようとしたところ

制服姿のおじさんに声をかけられた私達。

これは一体、どういう状況なのか

そしてどうなってしまうのか??

 

以下、詳細です。

 

「コノヒトタチ、トモダチデスカ?」

何となく察する私達。

「ワタシ、コノヒトタチズットミテイマシタ。

アマリヨクナイヒトデス。

 

すると、お兄さん達はスペイン語で応戦。

日本語が映ったスマホの画面を見せて何かをアピールしている。

私と友人、置いてけぼり…。

 

「ワタシハココデ、カンコウキャクヲミテイマス。

コノヒトタチ、カンコウキャクヲダマシテ、

オミセニツレテイッテワルイコトシマス。

 

悪いことって何だーーーー!!!!

 

おじさんによると、お兄さん達はこの広場で

カモとなる観光客を探しては声をかけているのだそう。

 

パッと見ただけではとてもそんな風に思えないし

さっきまで仲良く喋っていたのでビックリ。

現に、こんな状況になってもお兄さん達は

私達の地球の歩き方を持っておじさんに何かを訴えている。

悪い人ならさっさと逃げてしまうのでは???

 

そして英語で

「ポリスはいつも敵だ、俺たちを攻撃してくる。」と言ってきた!

おじさんはおじさんで

「イクカイカイカハ、アナタタチノジユウデス。

デモ、コノヒトタチ、ワルイヒト。」と静かに諭してくる !!

 

おじさんが嘘を言うはずはないけど

もし本当にお兄さん達が善良な市民だったら…?

これから先私達は現地の人をいちいち疑わないといけないのか…??

と友人と2人で大会議

 

結論、今回はおじさんの指示に従い

お兄さん達とはその場でお別れをしました。

そして多分これが正しい!!

 

とはいえ、お腹が空いていることに変わりはないので

おじさんにセビーチェが食べられるオススメのお店

紹介してもらうことに。

 

「広場の近くのお店で、安いですよ。」とのことだったので

付いて行って店先のメニューを見ると…

全然安くない(^^;)

 

もはやおじさんにカモにされた!?

 

と若干の焦り。

正直に「全然安くないですよ。」と言うと

店の人に何かを伝えるおじさん。

すると、裏メニューみたいなのが奥から出てきました!

 

前菜・メイン・ドリンク・デザート付きで18ソル

 

安い!!!

 

18ソルは当時のレートで約550円くらい。安いです。

やっぱり観光客価格ってあるんだな…、としみじみ感じながら

おじさんとお別れしてレストラン入店。

 

(アルマス広場から歩いてすぐのところにあります◎)

 

…と、今まで散々おじさんと書いてきましたが

彼はいわゆる観光ポリス

観光客が犯罪に巻き込まれないように

常に目を光らせている頼れる存在です。

つまり今日彼はしっかり仕事をしてくれたということ。

オススメのお店まで教えてもらい、とても助かりました。

 

では、次回は

ディナー&なかなか帰れないホテルまでの道のり

をレポートします!