南米旅行記(15) ペルー・クスコ〜マチュピチュ①
4/15
昨日、夜遅くに戻ったため同室の他の宿泊客はすでに就寝中。
睡眠を邪魔しては申し訳ないので
部屋の外(屋外)で明日の移動に向け荷造り。
クスコには再び戻ってくるので、
メインのバックパックはそのまま宿に預かってもらいます。
冷えた体を温めたいけど宿にはもちろんバスタブなし。
寒そうだなぁと思いつつ、前日も車中泊だったので
気合いでシャワーを浴びました。
更衣室なんてないので、シャワールームで
着替えないといけないし
部屋でもベッドの上り下りやロッカーの開け閉めで
物音に気を使わないといけないし
「私こういう宿向いてないわ…。」と実感。
そして翌朝、
ちょっとテンション下がり気味の私を襲ったのが
まさかの腹痛。
今から8時間バス乗るんですけど…。
なぜ今波が来るのだ!?と思いつつトイレに籠城。
(汚い話で恐縮ですがこれがリアルです。)
とりあえず一旦落ち着いたものの
お腹に爆弾抱えたまま逃げられない状況に向かうのは
精神的にツライ。
結局朝ご飯も食べられないままバスを待機。
そしたら友人が代わりにパンとバナナを入手してきてくれました。
涙。
お腹に不安はあったものの、
胃は空っぽなのでパンを一口食べたらおいしくて感動。
パンはどこの国行っても大体美味しい。
では、体調も回復したところでいよいよ出発!
クスコの街を出ると、建物がなくただ道があるだけの平原を
バスは走って行きます。
大平原を抜けると下り坂があり、その先に小さな街が。
一旦ここで休憩らしいのですが何せ説明がスペイン語、
友人と共に「?」という反応をしていると
英語とスペイン語を話せるお兄さんが助けてくれました。
15分くらい休憩とのことだったのでその辺をブラブラ。
観光客は私達くらいしかおらず、かなり現地感のある場所でした。
売店には果物がたくさん。
おなじみのものもあるし見たことがないのもあって面白い。
行き交う人の中にいるおばちゃんが
絵に描いたようなアンデスの人(黒髪で三つ編みのデカいおばちゃん)で
こういう人って本当にいるんだ!と驚きました。
(テレビとかで見るのはそれ用に準備された人だと思っていたので…。)
あと、荷台に農作物をいっぱい積んだおじさんを何となく見ていると、
通り過ぎた瞬間にものすごいパクチー臭が!!
確かに、リマで食べたセビーチェにも使われていたので
盛んに生産されているのでしょう。私は苦手です。
なんだかんだ30分くらい待機した後、再びバスは出発。
しかしここからもまだまだ長いのです!
次回もバスだけで終わりそうですが
日本では見れない風景をぜひ見て行ってください(^^;)