ウズベキスタン旅行記(13) ブハラ(夜編)

(※夜編、空腹と疲労で写真ほぼ無いです。悪しからず。)

 

さてさて、早速ご飯のありそうな場所へ進む私。

 

ブハラのこのエリアには「タキ」と呼ばれる

屋根付きのバザールがいくつかあり、タキごとに小さなお土産屋さんが

密集しています。

 

なかでもわたしが一番お気に入りだったのが「タキ・テルパクフルシャン」に

あったキリム屋さん。

キリムと絨毯だらけのお店なのですが、どれもセンスがよく

思わずご飯のことを忘れて自分用のお土産を物色。

 

店員がいないのをいいことに隅々までじっくり眺めていると

「Japanese?」と尋ねる声が。

このお店の店主だったようで、「こっちにも店舗がある。」と

近くのもう一つのお店にも案内してくれました。

 

しばらく見ていると「What's your name.」と聞かれたので

自分の名前を伝えると、彼からは

「I'm Takeshi.」

という返答が。

予想していない答えに思わず爆笑。

これが日本人観光客に対する彼の鉄板ネタのようです。

何が面白いって彼にちょっとタケシ感があるところ。

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(タケシ顔)

 

単純に気に入ったので、「明日また来るよ。」と言ってお別れ。

 

途中、絨毯屋さんに引き止められたり

スザニ屋さんに引き止められたりしたものの無事

リャビハウズ」周辺に到着。

 

この辺りには観光客用のレストランや商店が集まっています。

屋台のようなところでサモサを売っていたのですが

この国ではナンをはじめ、冷えててパサパサ

という食事に出会いがちなので、温かいものを求めてもう少し粘ります。

 

一旦レストランのメニューを見てみるとプロフが8000スム。

この時の私にとっては「高っ!」という感じだったのですが

よく考えると普通に安いです。

 

しばらくうろついてみたものの、めぼしいものがなく

「朝まで我慢するか…。」とあきらめモードに。

ホテルへ帰る途中に先述のタケシがいたので

「この辺りのお店はかなり高いね。」という話をすると

「そうだよねー。」という感じの返答。

 

 タケシ「何が食べたい?」

   私「プロフ」

 タケシ「あそこは?」

隣の女性「そこは高いわよ」

 タケシ「他に食べたいものは?」

   私「サモサ」

隣の女性「それもないわね〜」

別の女性「30分前には温かいのがあったのよ〜

 

残念、サモサとニアミス!!

 

「え〜食べたかった〜」と言っていると

照れながら笑う若い女の人が。どうやらその方が作ったらしいです。

「分かった、じゃあ2000スム!」といい店内に入ったと思ったら

なんと、残った手作りサモサを持ってきてくれました。しかも温かい。

 

「ラフマト!ラフマト〜!」と何度もお礼を言い感謝。

これでやっとホテルに帰れます。

 

しかし、私には一つ心残りが。

サモサと一緒にビールが飲みたい。

 

とっさに近くのスザニ屋さんに

「このへんでビール買えるところある?」と聞くと

「あっちにあるよ、付いてきて!」と

親切にも連れて行ってくれました。みんな優しい。

 

連れて行ってくれたのは完全に地元民しかいない商店。

スザニ屋さんに通訳してもらい無事ビールもゲットしました。

ビールは1本2500スムだったので2600スム渡すと

「100スムない(笑)」

と言って代わりにキャンディーをくれました。OKOK!

 

ついに晩ご飯を調達し終わりホテルで一段落。

 

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サモサはローズマリーのようなハーブ、スパイス類が効いた

理想通りの味でした。

そして例のごとくビールはストロング。

「これはウズベキスタンのビール?」と聞いたら

「分からない。」 と言われてしまったので

分かる方がいたら教えて欲しいです。

 

では、ぐっすり眠って明日も朝から

ブハラ探索をしたいと思います!!