ウズベキスタン旅行記(18) ブハラ(再びの夜編)
夜8時、店が一段落したタケちゃんのお店に
おつまみを持参して訪問。
以前の記事で書いたように、ウズベキスタンでは
ヒマワリの種がおつまみとしてよく食べられているのですが
今までの人生で食した経験の無かった私は
種のまわりの皮ごと食べたら爆笑されてしまいました。
ちなみに私が持参したおつまみは大好きな
ブルボンの「味ごのみ」。
小魚を見たタケちゃんからは
「おぉ〜!アンチョビ!!」という感想。
海のないウズベキスタン、魚は食べるのだろうかと気になり
尋ねてみると
しかし昨今範囲の縮小が問題となっているアラル海、
「でもアラル海は小さくなってるんでしょ?」と言うと
「そう。アラル海はもうフィニッシュ。」と残念がっていました。
ブハラまでの道中で見たアムダリヤ川でも魚は取れるのだそう。
ここからタケちゃんと私の異文化交流トーク。
「日本人は毎日魚を食べるのか?」
「う〜ん、毎日は食べないかな。」
「寿司は毎日食べる?」
「それはない(笑)」
「タケシは日本の事をよく知ってるね。」
「俺は日本の伝統が好きなんだ。例えばゲイシャ。
ゲイシャは悪い女か?」
「悪くはないけど、彼女たちは私とは別世界に住んでるからあまり分からない。」
そもそもタケシが自分をタケシと名乗るのも
「世界のキタノ」の影響なのだそう。
詳しく話を聞きたがっていたけど、ほとんどの日本人は
一生の間でおそらく関わることのない人たちなもんで(^^;)
その後も、ベリーダンスをしている姉の写真を見せると
「いい女だ!!」と食いついたり(何か惹きつけるものがあったよう)
自分が趣味で刺繍をしている話をすると
「スザニにはザクロの模様を刺繍していることが多いけど
これは実がいっぱい入っているから、子孫繁栄を表しているんだ。」
と、豆知識を教えてくれたり。
色々おしゃべりをしていると、何だかひょうきんな感じの男性が
飛び入り参加。
この人もお土産屋さんをしているということで、日本語も
ほんのちょっと話せる様子。
3人で盛り上がっていると、後から来た男性が
「ナンデソウイウコトイウノー?」
と急にかなりネイティブなイントネーションで
日本語を放ったので思わず「何それ!?」と爆笑。
実はこの言葉には、彼(通称:ナンデ)の切ない過去が
関わっているのでした…。