ウズベキスタン旅行記(19) ブハラ(宴もたけなわ編)

では、前回後半に登場したナンデのお話から…。

 

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実は前の彼女が日本人(ユウコ)だったらしく、そのため日本語が

少し話せるのだそう。

ウズベキスタンでダンスを学んでいたユウコ、日本に帰国した後

ぱったり連絡が取れなくなったのだとか。

う〜ん、ありがち。

 

それにしても

「何でそういうこと言うの?」って

喧嘩した時の日本人女性、すごく言いそうな言葉ですね(^^;)

 

ナンデが来たのでタケシも楽しくなったらしく

「もっと飲もう!」と盛り上がったのですが

正直もう眠いので帰りたくなった私。

 

「明日の朝出発が早いから帰るね。」と言うと

「Today is last day in Bukhara!

「ナンデソウイウコトイウノー?」

と抗議の嵐。

 

まあここに来ることも二度とないだろうし、と思い

「分かった、もうちょっといるわ。」と説得に応じることに。

 

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(上機嫌である)

 

ビールを調達して帰ってきたタケシが小さなリンゴも買ってきてくれたので

「わー!いただきます!」と一口。甘い!

それを見たナンデが何だかニヤニヤしているので

「何!?」と聞くと

「男性がリンゴを女性にあげるっていうことは

ウズベキスタンではプロポーズみたいなもんだよ。」とのこと。

 

ほほ〜。でもタケちゃん、

私その気持ちには応えられないわ。

塩顔男子好きとしては、ウズベク男性はちょっと顔が濃いかな…。

 

それはさておき、話を聞くと彼は7年前に離婚したらしく

当時の妻はとにかく金の亡者だったのだそう。

息子は前妻に引き取られちょっと寂しい思いをしているタケシ

おもむろにギターを取り出し、私に「何か歌え。」とリクエスト。

 

ちょっと迷って私が選んだのは

BUMP OF CHICKENの「プラネタリウム

名曲には違いないけれど自分なぜこの曲を選んだ(^^;)

とはいえ、グッドグッドと褒めてくれたタケシとナンデ。

 

気分が良くなった私は

「I'm dancing Japanese traditional dance.」

と言い地元の盆踊りを続けて披露。

もうだいぶご機嫌であることが伺えるかと思います。

 

自分でもそろそろ帰るタイミングだな、と感じたので

「はい、終わりー。」と日本語で言うと

タケシも雰囲気で分かったらしく「OK.」とお片づけ。

 

「日本語でFinishは何と言うんだ。」と聞かれたので

「終わり」だな〜と思ったけれど、ちょっと味気ないので

お開き」と言うと

「オヒラキ?ペルシャ語でも終わりはオヒラキだよ。」とのこと。

ちゃんと調べてないので分からないですが面白い発見。

 

みんなで食べて飲んで話して楽しい夜でした。

明日は早朝から次の街サマルカンドへ移動します!

 

(タケシとナンデのお店はメインストリート沿いにあったので

旅行の際はもしかしたら会えるかも。)

 

 

プラネタリウム

プラネタリウム