ウズベキスタン旅行記(24) サマルカンド散策(世の中お金編)
ウルグベク・メドレセは3つのメドレセの中で最も古いそうですが
ここも中はすっかりお土産屋さんに。
メドレセごとに微妙にラインナップが異なっているので
お土産ハンターは隅々まで見るべし!!
このメドレセにだけあったのが「タイル屋さん」。
全種類欲しいくらいだったのですが
この時所持金が9000スムと、懐がかなり冷え込んでいる状況。
ここは泣く泣く諦めることにしました。
4年経っても未だに思いを引きずっているので
これだけを大量に買い付けるために
もう一回ウズベキスタン行きたいなとまで考え中。
(これもちょっと欲しかった)
端から端まで見尽くしたので、レギスタン広場とはお別れ。
隣接している「ビビハニム・モスク」へと向かいます。
正直レギスタン広場のオマケくらいに考えていたのですが
見た後の感想としてはむしろこっちがメイン。
どうですか、この
圧倒的迫力。
実際に見ないとこの威圧感は伝わらないかもしれませんが
人の大きさと比べるといかに巨大な建造物かが分かると思います。
あまりの大きさに自重で崩れたという話も。
(思わず見上げる大きさ)
ちなみに入場料10000スムのところ所持金9000スムなので入れず(^^;)
ここにも未練があるので今度行くときはリベンジしたい。
ビビハニム・モスクのすぐ横には
「シヨブ・バザール」という観光客で賑わっている市場が。
せっかく来たから見るだけ見ようと市場の方へ向かっていると
少年が私の方にやってきて「スム…。」と一言。
ヒヴァやブハラではこんなことなかったのに、とショックを受ける私。
しかも、中東の恰幅いいおじさんとか欧米のゴージャスなマダムとか
私より確実にお金持ってる人がいるのに
なぜターゲットがこっちに!?
「いや、私もお金持ってないよ!」と猛抗議すると
少年、ナンを指差すではないか!!
これは晩ご飯にするつもりだから絶対に譲れん!と
2人ともが必死に母国語でバトルしていると
現地の男の人が近づいてきて少年に一喝。
そのおかげでやっと彼は去ってくれました。怖かった〜。
そのまま、ちょっとザワついた心を持ってシヨブ・バザールに入場。
ここの人達は完全に観光客慣れしていて
「ミルダケドウゾ〜。」
と日本語でのアプローチも完璧。
「ここは危険そうだわ。」と撤退しようとした瞬間
…目が合ってしまった。
そこにいたのはお腹の大きな女性。
お腹に子どもがいるの〜とジェスチャーをしながら
「1$プリーズ」と訴えかけてくる。
私もその時ドルで言うと3ドルくらいしか持っておらず
さっきの件もあって何だかナメられていることに腹が立ち
「今1$で困るんやったら産んでからもっと困るで!!」
と強めに言い放ってみる。
この女性も結局市場の男性にピシャリと怒られて退散してゆきました。
「お金が足りない!」とか
「お金をせがまれる!」とか
これまでの街にはなかった出来事に遭遇して
ちょっぴり切ないサマルカンド1日目。
旅行も5日目になり、元々一人旅耐性が強いわけでもない私は
ややホームシック気味に。
とはいえ、旅も残すところあと2日なので
やれるだけのことはやっておきたいと思います。
2日目に続く!!