南米旅行記(16) ペルー・クスコ〜マチュピチュ②
小さな街を出発した後は、
既にマチュピチュ感のある靄がかった山道に突入。
そこをどんどん登っていくと、草っ原の中に家がポツポツある
殺風景な場所にたどり着きました。
ファンタジーの世界のようなワクワクする風景なのですが
実際問題、ここ絶対暮らしにくいよなぁ〜
amazon届かないだろうなぁ〜と無駄な想像。
ここが山頂部分だったようで、そこからは下り坂。
途中、休憩で道沿いの売店に立ち寄っていると
上からビュンビュンとすごい勢いで下ってくる
自転車軍団に遭遇!!
この奥深い山道、どこから自転車に乗ってきた!?
しかも勢いつき過ぎて、止まれなかったら
曲がり角で飛び出して絶対死ぬ!!
とこちらはヒヤヒヤしていたのですが、
本人たちはGoProなんか着けて楽しそうに去って行きました。
再びバスに乗りどんどん下っていくと新たな街に到着。
今回はお昼ご飯タイムのようです。お値段 10ソル。
ビュッフェ形式のランチだったのですが
「2度取りに行ってはいけない。」という
謎のルールが採用されていました。
ちなみに手前左のお皿が私の取り分。
腹痛に脅えた人のミニマムランチです。
メニューはご飯とフライドポテト、ロモ・サルタードと豆の煮込み。
私は食べてないですがスープやスパゲティもありました。
味はどれも美味!
ご飯が美味しいと体力回復しますね〜。
さて、ランチはさっきの休憩で通訳してくれた
お兄さん達と一緒に頂きました。
彼らはコロンビアから来ているのだそう。
食べ終わった後、みんなで街を散策したのですが
「わ〜!!デジモンだ〜!!」とはしゃいでいると
コロンビア兄さんも「僕もこれ好きなんだ〜!」と嬉しそう。
「南米でも日本のアニメは人気なの?」と聞くと
「人気だよ、特にドラゴンボールはみんな知ってる。
あと、遊戯王もエクスプロージョンしたね!!
僕はカードをたくさん持ってた。」とのこと。
ジャパニメーション恐るべしですね。
(教会のドア。良い。)
出発まで時間があったので、そのまま広場でお兄さん達と談笑。
友人、子犬を見つけて「かわいい〜!」
兄さん「犬が好きなの?」
友人「好き!」
兄さん「僕のガールフレンドは豚が好きなんだ。豚は日本語で何と言うの?」
友人「ぶた」
兄さん「子どもの豚は?」
友人「…ぶた?」
兄さん「…」
友人「…こぶた!」
兄さん「KOBUTA!」
友人「そうそう!」
兄さん「ここだとスペイン語が話せないとハードだろう?」
友人「大変だね、でも私達にはこれがある!」
と友人が取り出したのは例の本。
兄さん「!?何だいこれは!!おい!来てみろよ!!(笑)」
ともう1人の兄さんに呼びかける。
そして2人でこの本を見て爆笑。
南米の人はこの本を見るともれなく爆笑します。
(大ウケ)
「何でみんな色黒いの?」
「これのコロンビア版はないの?」
「どうやったら買える?」
と質問攻め。コロンビア版はない(笑)
この本、コミュニケーションツールとしても
かなりオススメですので南米に行く際はぜひお供にどうぞ。
では、バスに乗ってさらに先へ!
次回はようやく、水力発電所に到着です。