ウズベキスタン旅行記(7) ヒヴァ散策(夕方編①)

お昼過ぎにヒヴァに到着。

この記事を書くにあたって改めてヒヴァの街について調べたのですが

ヒヴァというのは二重の城壁で囲まれた街で

モスクやメドレセなど多くの遺跡は、内側の城壁に囲まれた

イチャン・カラ」に集まっています。

 

さて、ホテルに荷物を置き、正面入り口である「オタ・ダルヴァザ門(西門)」から

イチャン・カラ内部に入場しました。

 

そして目の前に広がったこの光景…

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テーマパークか!!

 

というのが第一印象でした

あまりにイメージ通りの「シルクロードのオアシス都市」すぎて

逆に作り物感があるというか(^^;)

 

悪口っぽいことを書いてしまいましたが

こじんまりとした中に見所がギュッと詰まっている、素敵な街でした。

 

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(砂漠で毛の帽子?と思いましたが砂避けの効果があるようです。)

 

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モスク、メドレセ、ミナレット

このエリアにおいては全方位が見所なので

正直だんだんお腹いっぱいになってきます。

 

最初は建物の成り立ちや謂れをガイドで読んでいたものの

途中からもうなんでもいいやという気分になり

タイル職人はどうやって全体像を把握してたんだろう、とか

総工費いくらだろう、とか

これ部屋に欲しいわ、みたいなことを考えたり。

 

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そもそもイチャン・カラ内部は共通入場券を購入すると

16の施設に入場できるということなのですが

当時の私はなぜかそこをケチってしまい

大体の施設は外から見るだけ、という愚行に走っています。

(ガイドブックによると価格はUS12$相当の現地通貨。出す価値しかない。)

 

そんな意識低いトラベラーの私がお金を払ってでも入りたかったのが

ヒヴァ一の高さを誇る「イスラーム・ホジャ・ミナレット」。

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ここは共通入場券で入ることができないので

入り口で入場料を支払います。

 

ガイドには入場料2000スムと書かれていたのに

実際には5000スム支払いました …。

 

ミナレットの内部は急で狭くて真っ暗、人の喋り声や気配を察知して

先に進みます。

 

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(途中に採光部があります。人とのすれ違いはこの辺りで。)

 

しばらくグルグルと登りようやく最上部へ。

 

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地平線が見えます。土色の中に鮮やかな青が映えてとても綺麗。

 

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 (反対側) 

 

本当に眺めがよく

「あぁ、私はずいぶん遠くの異国に来たもんだ…。」と

感慨にふけろうと思ったのですが、

現地のカップルがイチャついていたので 

早々に退散。

最上部は大人が5人も立つとギュウギュウくらいのスペースです。

 

日が落ちるまではまだ時間があるので

イチャン・カラ内部をもう少し冒険してみました!(続く)