ウズベキスタン旅行記(28) サマルカンドからタシケントへ②
サマルカンドを出発したシャルク号。
ブハラ〜サマルカンド間とはまた違った風景が広がっています。
(ここの風景が一番好きだったかもしれない)
途中、再びコーヒー販売タイムがあったようなのですが
私はずっと外を眺めていたので全く気付かず。
ふと見ると座席の前にコーヒーが置かれていたので
「いつの間に!?」と思っていると車掌さんが目配せ。
これはサービスでくれたようです。嬉しい!
(川の向こうにあるのはおそらくお墓)
外の景色を見て
「地球上にこんな場所があるんだな〜生活大変そうだな〜。」
とか色々考えていると
電車はあっという間に終点、サマルカンドに到着。
下車時に車掌さんと再び握手をしてお別れ。ラフマト!
駅では、タシケント担当のルッサンが出迎え。
「他の街はどうだったか。」と。
いやぁ、どの街もそれぞれの魅力があって素敵なところでした。
空港に行くまで2時間ほどフリータイムがあったので
私はお土産をハントすべく「バラク・ハン・メドレセ」直行を命ず。
すると
「そこで何をするんだ?他にもっといいところがある。」
と自分のオススメスポットをプレゼンしてきたので
「いや、私はバラク・ハン・メドレセに行きたい。」と一歩も退かず。
渋々…という表情でルッサンが一言。
「じゃあ連れて行ってやるけど、その間俺は何をしたらいいんだ?」
そんなん知らんがな(^^;)
自分の好きなことをして!そして買い物中に絶対一緒にいないで!
と思ったので
「ユーハブフリータイム」
と言い、車から降りてダッシュ!
何か彼に対して冷たいと思われるかもしれないんですが
実は1日目の夜に口説かれてるんですよね。
夜のドライブに行こうとか誘われて!
その割にレートに関しては1$=2200スムとか言って(バザールでは1$=3000スム)
ちょっと儲けようとしてるし!
そんなこんなで私としては
「なんだこのオヤジィ…。」という気持ちになっているのです。
気を取り直して、お土産探しに着手!
このメドレセも中はほぼお土産屋さん。
しかし!ここのラインナップがとにかくイマイチ。
量産された感じのものばかりで
せっかくひと揉めしてまで来たのに…、と意気消沈。
何とか掘り出し物を見つけようとじっくり探していると
気になる一品がありました!!
言ってしまえばただのお皿なのですが、他のお皿とは
明らかに質が違う…ということで、お店の人に詳細を聞くと
他のものは工場で生産されているけど、これはタシケントの職人が作っている
とのこと。
料理を乗せるにはいささか小さいお皿ですが
一際輝きを放っていたので購入。
今はアクセサリートレーとして使っています。
(そんな言うほどか?って思いましたか?)
お皿と言えば、実はブハラでも1枚ゲット済み。
直径20cmくらいで深さもあり料理用に使えそう。
しかし、今はこれもアクセサリー入れになっています(^^;)
さて、出発の時間が迫っています!
長かった旅行記もやっと完結できそう〜。
次回、いよいよ帰国します!