ウズベキスタン旅行記(15) ブハラ(朝編②)

リャビハウズまで戻ってきて最初に訪れたのは

ナディール・ディヴァンベギ・メドレセ」。

 

偶像崇拝禁止のイスラム教においては珍しく

を描いた装飾がなされています。

 

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顔の部分だけでなく、大きく描かれた鳳凰

そして鳳凰につかまれている白いシカのデザインも印象的で

作者の独特な美意識が個人的にかなり好みでした。

 

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アラビア語の装飾、自分の家に取り入れたい)

 

現在はお土産屋さんが並ぶメドレセ内。

どこの場所でも、朝のお土産屋さんはあんまりやる気がなくて

その雰囲気を味わいに行ってるみたいなところがあります。

まさに冷やかし。

 

メドレセのそばには「フッジャ・ナスレッディン」という方の像があり

こちらは観光客の撮影スポットに。

 

というのもこの像

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何かふざけてる。

 

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(鳥)

 

きっと宗教に関わる偉い人なのに

何でまたこんなポーズの像を…と思っていたのですが

この方大変ユーモアのある方らしく、学生に人気の

イスラム神学者だったのだとか。

面白おじさんってどこにでもいるもんですね。

もちろん私もこのポーズで写真を撮りました。

 

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(リャビハウズ)

 

朝から歩きっぱなしだったので、一旦ホテルに戻って休憩タイム。

 

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(ダンジョン感のある場所。ワクワク)

 

ホテルまでの道中にあるのが「マゴキ・アッタリ・モスク」。

このモスクは長い間ずっと土砂に埋もれていたという建物で

周りより数m低くなっています。

 

自分が考古学者だったとして、こんなの掘り出したら

めちゃめちゃテンション上がるだろうな…。

 

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お気付きかと思いますが、ヒヴァ同様建物の中には全然入らず!

なんでしょう、とにかく外壁の装飾が緻密で美しいので

それをじっくり見るとするとかなり体力を使うんです(^^;)

 

結果として、外だけ見てスタスタ歩き去っているパターン。

 

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(でも撮っちゃう。こういう写真死ぬほどあります。)

 

では、お昼寝を挟みつつ

午後からも行けるところまで行ってみたいと思います!

 

 

 

 

 

 

 

ウズベキスタン旅行記(14) ブハラ(朝編①)

早起きして早速朝食会場へ。

全くウズベキスタン感のない朝ご飯で腹ごしらえ完了。

 

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ホテルは広々としていて、中庭はステージのようになっていました。

 

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今日最初の目的地は「チャル・ミナル」。

道中にも素敵な建物がたくさんあったので、

今回は写真多めでレポートします!!

 

まず通りがかったのが「ウルグベク・メドレセ」。

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その向かいには「アブドゥールアジス・ハーン・メドレセ」があります。

こちらの装飾は暖色系も入っているので、今まで見てきたモスクやメドレセとは

少し違った雰囲気。

 

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(凹凸の中にも色が塗られているという細かさ)

 

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(お花模様。かわいい)

 

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(てっぺんに大きな鳥の巣)

 

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(ぐるぐるのところまで細かい装飾)

 

2つのメドレセを通り過ぎると民家の多い通りに入ります。

ちょっと心配になりますが道は合っているので、今後行く方心配なさらず。

 

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(雰囲気のある路地裏)

 

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(ぶら下がるナン)

 

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(センスのある肉屋)

 

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(この道で合ってます)

 

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(家ごとに付いている番号)

 

チャル・ミナルまでは実は結構距離があり

歩いていると「本当にたどり着くのか…?」と徐々に不安になります。

 

そんな様子を察したのか、通りかかったタクシーの運転手さんが

「乗るか?」と助け舟。

「チャル・ミナルに行きたい。」と言うと

「あっちいってあっち…なんなら乗っていけ!金はいらないから!」

と、ありがたい心遣い。

 

それに対する私の返答は

「Walking!!」

(自分の足で歩いて向かいたいの意。)

 

運転手さんは分かった分かったみたいな顔をして去って行きました。

疑っていたわけではないのですが(^^;)

せっかくなので歩いていきたいな、という気持ち。

 

このやり取りを見ていた商店のおばちゃんからも

全く分からないウズベク語で「もうすぐよ。」みたいなことを

言われました。

 

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とりあえず言われた方向に進むと、チャル・ミナルのてっぺんが

民家の間からチラリ。

 

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こちらは裏側。

表側にまわるとこんな感じです。

 

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4本のミナレットは4人の美しい娘を表しているのだとか。

街のはずれにあるためか観光客はさほど多くなかったです。

 

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(鳥かごにかけられたスカーフ。オシャレナイスアイディア)

 

チャル・ミナルの正面にはお土産屋さんがあるのですが

ここで売っているアンティークのピンバッジが個人的にはどストライクでした。

 

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(かわいすぎてヨダレ出る)

 

さて、再び別の路地を通って中心地へ。

リャビハウズ周辺のモスク・メドレセを回りたいと思います。

 

ウズベキスタン旅行記(13) ブハラ(夜編)

(※夜編、空腹と疲労で写真ほぼ無いです。悪しからず。)

 

さてさて、早速ご飯のありそうな場所へ進む私。

 

ブハラのこのエリアには「タキ」と呼ばれる

屋根付きのバザールがいくつかあり、タキごとに小さなお土産屋さんが

密集しています。

 

なかでもわたしが一番お気に入りだったのが「タキ・テルパクフルシャン」に

あったキリム屋さん。

キリムと絨毯だらけのお店なのですが、どれもセンスがよく

思わずご飯のことを忘れて自分用のお土産を物色。

 

店員がいないのをいいことに隅々までじっくり眺めていると

「Japanese?」と尋ねる声が。

このお店の店主だったようで、「こっちにも店舗がある。」と

近くのもう一つのお店にも案内してくれました。

 

しばらく見ていると「What's your name.」と聞かれたので

自分の名前を伝えると、彼からは

「I'm Takeshi.」

という返答が。

予想していない答えに思わず爆笑。

これが日本人観光客に対する彼の鉄板ネタのようです。

何が面白いって彼にちょっとタケシ感があるところ。

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(タケシ顔)

 

単純に気に入ったので、「明日また来るよ。」と言ってお別れ。

 

途中、絨毯屋さんに引き止められたり

スザニ屋さんに引き止められたりしたものの無事

リャビハウズ」周辺に到着。

 

この辺りには観光客用のレストランや商店が集まっています。

屋台のようなところでサモサを売っていたのですが

この国ではナンをはじめ、冷えててパサパサ

という食事に出会いがちなので、温かいものを求めてもう少し粘ります。

 

一旦レストランのメニューを見てみるとプロフが8000スム。

この時の私にとっては「高っ!」という感じだったのですが

よく考えると普通に安いです。

 

しばらくうろついてみたものの、めぼしいものがなく

「朝まで我慢するか…。」とあきらめモードに。

ホテルへ帰る途中に先述のタケシがいたので

「この辺りのお店はかなり高いね。」という話をすると

「そうだよねー。」という感じの返答。

 

 タケシ「何が食べたい?」

   私「プロフ」

 タケシ「あそこは?」

隣の女性「そこは高いわよ」

 タケシ「他に食べたいものは?」

   私「サモサ」

隣の女性「それもないわね〜」

別の女性「30分前には温かいのがあったのよ〜

 

残念、サモサとニアミス!!

 

「え〜食べたかった〜」と言っていると

照れながら笑う若い女の人が。どうやらその方が作ったらしいです。

「分かった、じゃあ2000スム!」といい店内に入ったと思ったら

なんと、残った手作りサモサを持ってきてくれました。しかも温かい。

 

「ラフマト!ラフマト〜!」と何度もお礼を言い感謝。

これでやっとホテルに帰れます。

 

しかし、私には一つ心残りが。

サモサと一緒にビールが飲みたい。

 

とっさに近くのスザニ屋さんに

「このへんでビール買えるところある?」と聞くと

「あっちにあるよ、付いてきて!」と

親切にも連れて行ってくれました。みんな優しい。

 

連れて行ってくれたのは完全に地元民しかいない商店。

スザニ屋さんに通訳してもらい無事ビールもゲットしました。

ビールは1本2500スムだったので2600スム渡すと

「100スムない(笑)」

と言って代わりにキャンディーをくれました。OKOK!

 

ついに晩ご飯を調達し終わりホテルで一段落。

 

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サモサはローズマリーのようなハーブ、スパイス類が効いた

理想通りの味でした。

そして例のごとくビールはストロング。

「これはウズベキスタンのビール?」と聞いたら

「分からない。」 と言われてしまったので

分かる方がいたら教えて欲しいです。

 

では、ぐっすり眠って明日も朝から

ブハラ探索をしたいと思います!!

 

 

ウズベキスタン旅行記(12) ヒヴァからブハラへ②

ヒヴァからブハラまで7時間のドライブ、ということで

ドライバーさんともたまーにお喋りしていました。

 

海外だと日本人は若く見られることが多いですが

この旅行中にも「学生?」と聞かれることがしばしば。

(実際は社会人2年目の歳)

 

「学生じゃない。」と言うと次に聞かれるのは

「何の仕事をしているんだ。」という質問なのですが

当時ニートだった私が重苦しく「働いていない…。」と言うと

呆れたように鼻で笑われて大体この話は終わります。

無職は肩身が狭い。

 

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(そういう時は外をぼんやり眺めるのが一番)

 

寝たり起きたり風景を撮ったり。

ドライバーさんもさすがに飽きてきたのか途中で

「Music OK?」と私に確認し、彼なりのアゲソングを流してくれました。

きっとウズベキスタンのポップスなんだと思います。O-POP。

 

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(謎の施設。こういうの好きです。)

 

だんだんと周りに綿花畑が増え動物の姿も見られるように

なってきました。

 

ドライバーさんに「LOOK」と言われて見た先には

ブハラのシンボル「アルク」が。

ヒヴァを出て7時間。ついに、長い長いドライブ終了…。

 

ドライバーさんに「忘れ物はないか。」と聞かれ

「ない!」と力強く答えた数秒後、「これ忘れてるよ。」と渡されたのは

パスポート。

さすがに「本当に気を付けて。」と心配されました。

 

ブハラでは「オマル・ハイヤム」というホテルに2連泊。

バザールやモスクに歩いてすぐ行ける、便利な場所でした。

 

 

荷物をほっぽり出して、早速街に繰り出します。

すでに暗くなってきているので、大通りを歩いてみることに。

 

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ブハラはヒヴァより断然広い街で、歩いていても

マドモワゼ〜ル」と言われることはなく

コンニチハ〜」と言われます。きっと日本人観光客も多いのでしょう。

 

ここからのミッションは夜ご飯探し!

手頃なウズベキスタン料理を探し求めたいと思います。

 

 

ウズベキスタン旅行記(11) ヒヴァからブハラへ①

12時前にホテルにお迎え。

ここからも専属のドライバーさんが運転をしてくれます。

ツアーという名目ですが、私しか参加者がいないので

普通の自家用車の後部座席に乗る感じ。

 

「何時間かかる?」と尋ねると

「7時間」だそう。

ドライバーさん、安全運転でお願いします。

 

街を出て1〜2時間は綿花畑が広がっていました。

ちょうど収穫の時期のようで、大勢で作業中。

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綿花畑の合間にはヒマワリ畑も。

ウズベキスタンではヒマワリの種がお酒のおつまみとして

ポピュラーなようです。

 

しばらく進むと前方に大きな川が。

橋の途中にある検問所では、車内の様子を入念にチェックしていました。

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川を渡って少し走るとメロン直売所のような場所があり

そこで一旦休憩。

 

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(ぽいぽい投げられるメロン)

 

写真を撮っているとドライバーさんがメロンを一切れくれました。

「ラフマト〜」と言って一口食べると

何だこれは

 

めちゃめちゃ美味しい

 

問答無用、これは人生一のメロン。

甘くてジューシーで思わずもう一切れ貰わずにいられない美味しさ。

こんな乾燥地帯でこんなにみずみずしいメロンが食べられるとは!

 

ドライバーさんは家へのお土産だと言って

トランク一杯のメロンを購入しました。

 

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すっかり満足し、そこからの道のりは後部座席でぐっすり。

 

しばらくしてふと気付くと、外の景色はなんとも殺風景になっていました。

車はキジルクム砂漠を驀進中です。

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(乾燥に強そうな草がポツポツ)

 

ガス欠やトイレなど不安要素はいくつかありましたが

その点に関しては心配無用。

長距離ドライバーのためにしっかり準備されています。

 

途中立ち寄ったガソリンスタンドにいた女の子たち。

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普段二人は何をして過ごしているんだろう…。

と、あまりにも広い砂漠のど真ん中にいることを考えると

途方も無い気持ちになってしまいました。

 

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(この後こっちに駆け寄ってきた人懐っこいワンちゃん)

 

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向こうに見えるのは「アムダリヤ川」で、この時期は水量が少ないそうです。

ちなみにここは眺めただけで使用せず。

 

人生初の青空トイレを覚悟していた私を

立派な造りのトイレが待っていてくれました。

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乾燥しているからでしょうか、トイレの中も清潔で

全然不快ではなかったです。

 

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(隣接したカフェに、再びワンちゃん)

 

1回で書ききれるかと思いましたが

7時間分のドライブはかなり濃い時間だったようで

まだまだ終わりません。

 

ヒヴァからブハラへ②に続きます!

 

 

 

ウズベキスタン旅行記(10) ヒヴァ散策(早朝編②)

まず訪れたのは「パフラヴァン・マフムド廟

その名の通りマフムドさんをまつった建物になるのですが

ガイドブックによるとこの方は毛皮職人であり詩人、さらに哲学者で

ウズベキスタンの武道「クラッシュ」の名手であるという

文武両道を極めた超人です。

「パフラヴァン」というのが「強者」という意味だそう。

 

では早速、中に入ってみます。

(入場料5000スム)

 

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内部は天井までびっしりと、細かい絵柄の描かれたタイルで覆われています。

写真に写っている方はお供えのナンをつまんでいるところ。

 

個人的にヒヴァで一番居心地が良かったのがこの建物なのですが

その理由がカーペットに隠されています。

 

というのも、実は全面に床暖房が敷かれて

足がポカポカ、かなり快適なのです!

このホスピタリティには日本人の私も驚き。

 

この例を初めとして、ヒヴァという街は細かな気配りが

随所に見られる場所でした。

エアコンの室外機がむき出しにならないように

木の板で覆ってみたり。

街の中心部から少し外れた所に立派な造りの公衆トイレを

設置していたり。

もはや街のプロデューサーがいるのでは?

と思うくらいでした。

(実際そういうのはあるかもしれないですね。)

 

床暖房の誘惑を振り切り次に向かったのは

ジュマ・モスク

 

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内部は沢山の木の柱で支えられており

一本一本に細かい彫刻がなされています。

全体的に薄暗く神秘的な雰囲気。

 

静謐な空気にひたっていると

「マドモワゼ〜ル」

と呼びかける声。

 

ジュマ・モスク内は一人のおばちゃんが

お土産の販売権を独占していました。

おばちゃんが売っているのはラクダの毛でできた靴下。

この靴下、ヒヴァでは絶対買うべきお土産です!!

 

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靴下を売っている人は街の各所にいるのですが

全部手作りなので、デザインがそれぞれ全く異なります。

ちなみに当時、が描かれた靴下が色んな所にあり

気になって「これは誰の顔?」と聞いたら

モナリザ

と言われました。なぜそれが選ばれた?

 

お値段は3足で10$くらい。

ウズベキスタンにおいて実用的でお手頃なお土産は

これ一択だと思います。あとすごく暖かい。

結構オススメです。

 

では、そろそろヒヴァの街を後にして

次の街ブハラへ向かいます!!

ウズベキスタン旅行記(9) ヒヴァ散策(早朝編①)

4日目はまずホテルのレポートから。

 

朝早くに目覚めてしまったので、テレビを見て

朝食スタートまで待機します。

日本でもやっているような朝の体操番組をしていたのですが

ウズベキスタンでは

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屈強な男性がお手本をやってくれていました。

 

そして個人的に印象的だったのがバスルーム。

旅行記(1)でも書きましたがウズベキスタン二重内陸国の一つ。

どうでしょうか、この

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海への強い憧れ。

 

扉を開けた瞬間「ンフフ…」となってしまいました。

 

そしてお待ちかねの朝食。

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簡素な食事ですが小食の私には十分。

パン・ナン・チーズ・サラミ・素材の分からないものすごく甘いジャム・はちみつ

そして青いお皿に入っているのはおそらくチーズの一種なのですが

ニオイが強烈で、口にいれた瞬間「あ、失敗した」と後悔しました。

 

お部屋はこんな感じ。

小さくて分かりづらいですがベッド横のテーブルに置いてあるのは

ルームサービスで頼んだ緑茶

ポットで持ってきてくれるだけでなく、お茶菓子も付いています。

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お昼には次の街ブハラへ移動だったので

それまでの間、イチャン・カラで時間を過ごします。

 

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西門からすぐのところにある「カルタ・ミナル

「カルタ」というのは「短い」という意味で、こちらの塔は未完成だそう。

直径が大きいので、完成したらかなりの高さになっただろうと思います。

 

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(撮影用のラクダくん)

 

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(民家エリア)

 

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民家が立ち並ぶエリアを抜け、東門へ。

東門は「奴隷の門」とも呼ばれており、この門の近くでは

かつて奴隷の売買がなされていたそうです。

実際この門は薄暗い通路のようになっていて、暗い雰囲気の場所でした。

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門の外は現在日用品等の市場になっており

せっかくなので私も少し覗いてみました。

 

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正直、私はこの圧倒的な現地感に気圧されてしまいました…。

門の外はあまり観光客がいないので入っちゃダメなところに来た感じ。

あまりによそ者すぎて、もはや声をかけられもしない(^^;)

 

ビビって何も買えなかったですが、リアルな生活が見れて

なかなか面白い体験でした。

 

それでは、再び中に入って

昨日行けなかったモスク・メドレセ巡りをしたいと思います!